ミャンマーニュース5月30日

ミャンマー・カレン州MYAWADDY(ミャワディー)入国待ちの車列。 於Mae Sot(メソート)。タイ国境側からの撮影

ミャンマー・カレン州MYAWADDY(ミャワディー)入国待ちの車列。 於Mae Sot(メソート)。タイ国境側からの撮影



カレン州MYAWADDY(ミャワディー)はタイ、ミャンマー国境にある5箇所の国境検問所の中でも最大の検問所で長年に渡り密貿易の拠点として有名です。
密貿易で有名なこの町も、2015年に発効するアセアン・エコノミック・コミュニテイAsean Economic Community (AEC)の重要なゲートウエイとして最近にわかに脚光を浴びています。

国境を流れるMoei River(モーエイ川)の両岸に位置するタイの町Mae Sot(メソート)とMYAWADDY(ミャワディー)はミャンマーにとって唯一、外国製品を手に入れる事ができる重要な拠点でした。
特に1980年代に当時のビルマ社会党が外国製品輸入禁止令を発効させてからは密貿易の窓口として有名で、つい最近の事のように思い出されると4月に開催されたAsean Economic Community の会議に出席したParami Energy GroupのU Aung Myo Shein氏は語っています。

この頃は非常に多くの人びとが密貿易に携わっていました。しかし、現在では全ての貿易が合法的に行われるようになりました。
1988年に崩壊したビルマの社会主義政策の後も、カレン族を主体とした武装勢力がこの地に勢力を保ち、密貿易は彼らの重要な生活手段でした。
しかし、2011年になりカレン族を主体とした武装勢力は民族闘争を終結させる新たな規制により対立が徐々に無くなり、正規の貿易額が密貿易額を上回る勢いになりました。

2012年から2013年まで1年間、37億ドルだった貿易取引額は2013-2014年の会計年度では44億6千万ドルと前年度を20%上回る勢いで取引量が増加しています。

Parami Energyフォーラムによると昨年MYAWADDY(ミャワディー)の経済成長率は増加傾向にあり、約9%の経済成長を維持し更に増加傾向にあると報じています。
Asean Economic Community が2015年に発効すると更に貿易量が増加し、カレン州はタイ、ミャンマー貿易の重要な拠点になる事は間違いないと思われます。